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これからの時期に最も繁殖するダニ…どんな対策をしたらいいですか?
ブランド誕生から70年。寝具に使用できるダニよけ剤が登場! 布団・植物・精密機器にカバー不要でラク♪
ダニについて知る
ダニよけ効果
くん煙剤の選び方
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—目次—
1年で最もダニが繁殖するのはいつですか?
ダニは気温が20℃以上になると活動的になります。気温25℃、湿度70~80%が、ダニが最も活動的になる条件なので梅雨~夏※が最もダニが繁殖する時期です。
この条件に合うのが梅雨~夏の時期ですが、昨今、高気密高断熱の住宅が増えたことから冬でも暖かい家が増えたので季節問わずダニが繁殖する傾向にあります。 屋内のダニはそれぞれの住環境や住まい方に影響されますので年中対策が必要です。
※お住いの地域によって異なります
人間が快適な温度はダニも過ごしやすいんですね。 ダニは家のどこに多くいますか?
ダニは家中に生息していますが、特に布団やカーペットなどの布製品に多くいます。ダニは温湿度が安定し、持続的にエサが供給され暗く潜り込める場所を好みます。 布団やカーペットは繊維に人のフケや皮脂、食べカスが入り込み、掃除機では取れにくいのでダニにとって住みやすい環境です。
ダニは外の虫とは違い人の生活パターンに影響されやすい
以前、調査の為一般家庭の布団を調べたところ、使用年数が浅い布団でも沢山ダニがいたり、長年使っている布団でも比較的ダニが少なかったりということがわかりました。 特に布団・寝具にいるダニは人のフケや垢の量に依存する傾向があるので、気温・湿度以外にも、体質や生活様式が発生パターンに影響を与えていると考えます。ダニは外の虫とは違い人の生活パターンに影響されやすいといえます。
ダニは放っておくとものすごい増えちゃうんですね。増えたダニを何も対策しないとどうなりますか?
ダニ※の一番の危険性はアレルギーの原因になることです!
何もしないと増え続けてしまい、増えすぎるとアレルギー性疾患の原因となるので注意が必要です! まず、家の中にいる屋内塵性ダニ類は数種類いますが、「ヒョウヒダニ」と「コナダニ」が代表的なものです。コナダニは食品や畳などに生息し、親になるのに2週間かかり、1日に約20個卵を産みます。貯蔵食品や畳など餌が豊富なため、増えるスピードが速いです。 一方ヒョウヒダニは、ハウスダストに多く生息し、親になるのに約1ヶ月かかり1日に約1、2個しか卵を産みません。 カーペットや布団の中の餌(フケや食べ物カスなど)は、コナダニが生息する貯蔵食品や畳に比べて量が少ないので、ヒョウヒダニは少ない餌を上手に利用して生きる戦略をとっていると言えます。そして、相対的に増殖率は低いが、フローリングの隙間など家のちょっとしたところの空間にも存在し、わずかな餌をもとに繁殖し続けています。
また、お好み焼き粉やてんぷら粉の旨味成分にヒョウヒダニが誘引され、それを人が食すことでアレルギー症状が出る事があると報告されています。ダニアレルゲンは熱調理してもアレルギー症状を完全に防ぐことはできませんので油断せず、開封後はなるべく早めに使い切り、保存する場合は冷蔵庫で保存しましょう。
重症アレルギー疾患のある方は注意が必要です!
ダニが※繁殖し、その死骸やフンが積み重なる環境でアレルゲンの量が増え、アレルギー症状が悪化する可能性があります。 一般的な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、咳、喘息の発作などがあります。 特にアレルギー体質の方は気管支喘息の急性発作が起こりやすくなります。例えば旅館に行って畳の上で布団を敷いて寝たとき、夏場に押し入れにしまっていた布団や衣類を出すとき、ダニのアレルゲンを大量に吸い込みやすいので注意が必要です。そのため、アレルギー疾患を持つ方やダニに敏感な方は、日々ダニの繁殖を抑えアレルゲンを減らすための対策が必要です。
※ヒョウヒダニ
ダニがアレルギーの原因になると発見されたのは、1964年です。
アレルギー症状の多くがダニが原因と発見されたのは、1964年です。そのころ日本では高度経済成長で気密性の高い構造の団地が増えダニが暫し問題になっていました。ダニは昔から人と共存していて、どこの家庭にもいました。しかし、近代の温度が管理され気密性の高い快適な住宅構造が、逆に人の健康を脅かすダニの増殖を引き起こしていると考えます。 私が研究所に入社した1985年には「これからはダニの研究だ!」と言われていました。40年以上前からダニの健康被害は問題になっていました。
ダニが何匹いたらアレルギー症状が出ますか? 家の中に潜むダニの多寡をどう判断したらいいですか?
1987年にWHOがダニの数の目安を出しており、1平米あたり100匹以下に抑えるとダニアレルギーのリスクが減り、逆に500匹以上になると急性症状のリスクが高まるとされています。その目安を引き継いで、学校における生徒や職員の健康保持を目的とした学校保健安全法では、1平米あたり100匹以下に抑えましょうと言われています。
一般家庭で500匹以上になることはありますか?
検査方法にもよりますが、容易に500匹以上いますね。 例えば、布団を内部まで調べた調査では布団あたり5000~65000匹相当いることを示唆する結果が出ています。逆に500匹以下の家を探す方が難しいですね。
布団1枚に 約5,000~65,000匹※のダニが潜んでいます。
※脱皮殻・死骸を含む全ダニ数。(亀崎ら 2022)
驚きました! ハウスダストのダニが特に繁殖しやすいのが寝具とのことですが、一般的にダニ対策として推奨されている掃除機による吸引、天日干し、丸洗い、などの方法は 実際効果的ですか?
掃除機は、ダニの死骸や脱皮殻などのアレルギー物質を除去するのに、とても有効な方法です。
ただし、生きたダニについては、掃除機による吸引ではほとんど取れません。表面のダニを少し取ることはできるかもしれませんが、ダニには奥に潜り込む性質や、足の先のカギ爪や粘着物質を出す機能によって繊維にしがみつく性質があります。そのため、奥にいるダニやしがみついているダニを掃除機で吸うことは難しいのです。 実際にダニに光を当てると、ダニが粘着質になってくることがあります。 また、ダニは光と同様に乾燥も苦手なため、しばらくすると個体同士が集まる行動をみることができます。これはお互いを保湿するためではないかと考えています。
天日干しについては、布団を乾燥させ、ダニが住みにくい環境にするという意味では重要ですが、ダニを完全に排除することは難しいです。なぜなら奥に潜り込む性質から、天日干しをしても涼しい布団の内部に逃げてしまい、天日干しの効果を十分に得ることができないためです。 また、丸洗いについても、アレルギー物質となるダニの死骸の除去には有効ですが、ダニを完全に排除することはできないでしょう。 また、ドライクリーニングについても、ダニを殺すことはできますが、アレルギー物質を取り除くことはできず、ダニ対策としては不十分であると言えます。
布団には通常カバーやシーツを付けているので、それらを定期的に洗っていれば、ダニ対策は十分ではないのですか?
布団カバー・シーツを洗うことはとっても重要です!
上述のように、洗うことでアレルギー物質※を除去することができるため、カバーやシーツを洗濯することは重要です。また、頻度をあげ、定期的に洗濯を行うことも大切です。 なぜなら、寝ている時に起こるアレルギーの発作の原因は布団内部のアレルギー物質※ではなく、布団表面のアレルギー物質が影響していると言われているので、シーツやカバーのアレルギー物質を定期的に取ることは重要です。
根本的な解決は布団全体のダニ対策です。
ただ、布団自体にダニが大量に潜んでいる場合は、やはり根本的に布団内部を対策しなければなりません。 アレルギー疾患がある方は、高密度布団カバー(細かく編まれている)を使用しダニが表面に上がってこない対策をすすめる医師もいます。
※ダニの死骸やフン
布団やマットレスを丸洗いするのは難しいですね... 布団へのダニ対策は何が一番ベストですか?
ダニよけくん煙剤がベストと言えます! くん煙剤で忌避し、掃除機で除去するのが効果的です!
洗いにくい大型布製品のダニ対策として、また家の中でできるダニ対策として、くん煙剤を中心に置くことをお勧めします。 なぜなら、くん煙剤は部屋のどこにいるかわからない虫、あるいはどこにでもいる虫に対して、お部屋全体を処理するものなので、見えない奥に潜むダニに対して有効な対策方法だからです。
ダニよけくん煙剤は布団内部のダニに効果があることを確認しています。 煙、霧のミクロの有効成分がカバーを通過して布団内部までいきわたり、ダニを錯乱させ布団から追い出します。
そのほかに、重点的に対策したい箇所にはダニとりシートやダニよけスプレーを補完的に使用するのがよいでしょう。
10年の研究からたどり着いた
布団に使用できるくん煙剤を開発!
これまで、布団に使用できるくん煙剤はありませんでした。 ついに人体に安全な布団に使える「くん煙剤」を開発しました。
いままで対策できなかった大型で洗いにくい寝具・カーペットに潜むダニ対策に
寝具に使えるダニよけ剤
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特長2有効成分フェノトリンでダニを無力化
お部屋の隅々までダニ対策
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※使用環境により異なります。
有効成分フェノトリンの忌避効果とは 具体的にどう作用するのでしょうか?
忌避効果とは「今いる場所から追い出す効果」と「処理した場所に入ってこさせない効果」があります!
フェノトリンは、ダニを攪乱させ逃げ出させる効果があります。 そのため、布団やカーペットにダニよけくん煙剤をすると、ダニがフェノトリンに反応して、繊維などしがみついている所から離れ、逃げるように表面上に出てきます。表面上に出てくると、掃除機などでダニが取れやすくなります。 また、フェノトリンの効果によって、くん煙剤で処理した場所にダニが入ってこないようになります。 よって、くん煙剤の忌避効果としては、「今いる場所から追い出す効果」と「処理した場所にはいってこさせない効果」の2つがあると言えます。
フェノトリンは神経に作用し、ダニに対して最も効果がある!
家庭用殺虫剤のほとんどは、ピレスロイド系の成分が使用されており、フェノトリンもピレスロイド系の大きな括りの中の一つです。ピレスロイド系の成分は、即効性があり神経に作用します。例えば、ゴキブリに対して隙間や奥から這い出させる効果を発揮します。 ただ、フェノトリンはピレスロイド系であるにもかかわらず、ゴキブリに対しての効果はマイルドであり、一方でダニに対しては、他の成分と比べ、攪乱効果を一番発揮する成分となります。
フェノトリンは薬量依存度が少なく、低薬量で優れた忌避効果があります。
フェノトリンは薬量依存度が少なくその特質は布団などの厚みのある物にはとても有利です。 なぜなら、布団表面に付く薬剤の量と、内部に届く薬剤の量の方は当然布団内部の方が少なくなりますが、フェノトリンは僅かな量でも忌避効果を発揮することが確認されています。
布団の内部に潜んでいるダニを追い出す効果とダニを寄せ付けないバリア効果!掃除機・粘着クリーナーで捕れやすくなる効果があります!
※レックはフェノトリン配合くん煙剤の布団内部に生息するダニに対する効果を発見し特許を取っています。
ダニに効果があるなら人体には安全なのでしょうか?
薬剤の安全性試験など様々な試験によって安全性を確認しています。 フェノトリンは薬剤の安全性試験で哺乳動物への毒性が低いとされており、 シラミ駆除シャンプー剤に使用されるなど、殺虫成分で唯一人体適用が認められている成分です。つまり直接皮膚に使えるほど安全ということです。くん煙剤を使用した繊維に対するパッチテストも行っています。※
※全ての方にアレルギーや肌トラブルが起こらないということではありません。
カバー不要や汚れないって書いてあるけど 肌に触れる寝具に使っても大丈夫ですか?
布団にも使えるダニよけくん煙剤はバルサンだけ!
これまで布団に使えるくん煙剤はありませんでした。第2類医薬品の殺虫くん煙剤は抵抗性ゴキブリなどにも効くように有効成分が設定されているため、安全面に配慮し直接肌に触れる布団はカバーをかけてご使用いただく必要がありました。 そこでダニが多くなりやすい布団にも使えるくん煙剤を長年研究してきました。 その結果、布団にカバー不要で使用できるほどの低薬量のフェノトリンで、布団内部のダニに優れた忌避効果を発揮することを発見し、今回の「バルサンダニよけくん煙剤」 の商品化が実現しました!
従来の熱焼成分をよりクリーンで低煙火に成功! 精密機器や観葉植物へのカバー不要になりました。
精密機器や観葉植物にカバーしなくても大丈夫なのは、有効成分以外の製剤をより低煙で安全性の高い成分を開発したことで実現しました。 バルサンだけの技術で特許取得済みです!(くん煙剤のみ)
※カバーが必要な物は商品付属の取り扱い説明書に従ってください。
くん煙処理後に掃除機をかけるのはなぜですか?
ダニよけくん煙剤の処理後に掃除機をかけることは、とっても大事です。
なぜならダニよけくん煙剤によってしがみついていたダニが離れていって布団表面・カーペット表面に出てきます。 ダニはフェノトリンの攪乱効果によって、適した環境ではない場所に逃げていき、やがて死にますが、ダニの死骸やフンがアレルギーの原因となりますのでくん煙処理後に掃除機をしっかり掛けることは必須です。
水と霧の2タイプの違いは何ですか? 選ぶ際のポイントはありますか?
水タイプは高いところの押し入れに布製品・寝具を入れているご家庭や、2段ベッド、背の高いタンスなど、ベッドやソファなど家具類も含めたお部屋をまるごと処理したい方におすすめです。 霧タイプは火災警報器に反応しないうえ、30分でOKなので手軽にできます。 背の高い家具がないご家庭や、床面を重点的に効率よく処理したい方におすすめです。
大型家具・押し入れ内もお部屋まるごとダニよけ
ミクロの煙がすみずみまで拡散洗いにくい布製品までまるごと処理。低煙タイプでお部屋を汚さない。
30分の締切でOK!火災報知器に反応しない
カーペットや畳、ベッド下に潜むダニ対策に。
フェノトリン (ピレスロイド系)
フェノトリン(ピレスロイド系) ハウスダスト舞い上がり抑制成分
水を入れる
ワンプッシュ
6~8畳
6~10畳
2時間またはそれ以上
30分
一軒家、マンション
マンション・アパート
押し入れ、クローゼットなど 大型家具含め家中対策したい
寝具、ベッド、ソファーやクローゼット、カーペット
床面・カーペット・畳など 床面を重点的に対策したい
ベッド下、カーペット、畳 布団、枕、寝具
水式(煙状) ミクロの粒子がお部屋のすみずみまで届く
エアゾール式(霧状) 火災警報器がならない 床面に素早く届く
1ヶ月に1回は家の周りを気にしてあげる事。
気にしてあげる事というのは、キチンと掃除しているつもりでも隙間にホコリが溜まっていたり、布団を収納している押し入れの湿度が高かったりなどと、知らないうちにダニが増えやすい環境になっていないかどうか、気にしてあげることが大切です。 「そういえば布団を1ヶ月干してないなぁ」「それならダニよけバルサンをやってみるか」という感じで、月に一回は気にして季節や生活様式に応じてダニ商品を取り入れてダニを増やさない対策しましょう。
よくある質問
鼻が敏感な動物用に低香料タイプにしたペットのお部屋用のくん煙剤があるのでそちらをお使いください。
食器や食品はくん煙前にカバーをしてください。万が一薬剤ついてしまった場合は念のため洗ってご使用ください。 ペットやお子さまのおもちゃなど舐めたり口に入れるものは、気になる方はくん煙前にカバーをしましょう。
室内に多く生息するヒョウヒダニ(チリダニ)類に有効です。
初めの1回でダニは大分減ってはいますが、ダニが繁殖しやすい、6月~10月(お住いの地域の温湿度、住環境によって)は1ヶ月おきの対策してもいいでしょう。
そのまま使用しても問題ありませんが、気になる方はくん煙前にカバーをしてください。
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